セッション概要
電子工作好きな友人、Raspberry Pi、100円32bitCPU、MSX30周年、地味ゲーム好きな地元の小学生。
偶然が重なり2014年のエイプリルフールに発表した、こどもパソコンIchigoJam。
特徴は、値段がイチゴ(1500円)で、コンピューターとジャムセッションするが如く操る軽量BASIC言語。
AppleやTK-80のような、はんだづけから楽しめる構成と、脱“HELLO WORLD”、はじめのいっぽ「LED1」。
オブジェクト思考など高度な抽象化を含まず、シンプルに学べるプログラミングの基本構造。
メモリの読み書き(PEEK/POKE)やマシン語(USR)など、より深みへ導く、24KBのthin-OS、IchigoJam。
Ruby、C、C++、Rust、Zen、BIOSのようなAPIを使ったマシン語を生成する高級言語との接続にも対応。
オープンライセンスのロゴや教材により、高校生によるカスタムパソコン、Tシャツ、マスク、虎の巻も登場。
シンプルなWOW体験から、広大なプログラミングの世界に誘う作戦、6年の成果とこれからをご紹介します。
講師
福野 泰介
(株式会社 jig.jp 創業者&会長、IchigoJam開発者、オープンデータ伝道師)
セッション情報
- 担当:
- OSC京都ローカルスタッフ有志一同
- レベル:
- 入門編
- 対象者:
- エンジニア、プログラミング教育に興味がある方
- 前提知識:
- 特になし
- カテゴリー:
- 教育/オープンデータ