セッション概要

〔Part 1〜4を通じた企画の趣旨〕
これまで私たちは,OSSやその他ITツールという道具に目を向けていて,データ処理ツールやデータそのものが世の中でどういう役割・位置づけを担うのかについて考えることはやや少なめだったと感じます。データ管理・処理ツールの活躍の場やOSSの役割について,すこし長期のスパンで考えるためにも,これまでじっくりと考える機会の少なかった上記の点について認識を新たにするべきではないでしょうか。データが世の中でどの様に役立っていくのか,特定企業内とか国内とかを越えてグローバルな視点での価値を創出するビジョンの一つとして,データスペースの考え方,ウラノスエコシステムという具体的な事例が,この足りなかった視点を持つきっかけになるのではないでしょうか。
また,デジタルデータの価値を高めることがデジタル変革にとって必須であること,そしてOSSを含むオープンな取り組みと合わせることが,DXを前進させるのではとの予感を持っています。
このセミナーは,技術評論社 gihyo.jp「OSSデータベース取り取り時報」の連載10周年とデータベース部会発足10周年を機に企画しました。将来だけを見るのでは無く,現状認識もしながら,データ活用の近未来像について考える場にできればと考えています。

〔Part 1の内容と発表者〕
(1-1) 10年のDBMSの流れを俯瞰して(仮)
  梶山 隆輔:かじやまりゅうすけ (日本オラクル, OSSコンソーシアム データベース部会)
(1-2) レガシー刷新とデータ活用(仮)
  井坂 徳恭:いさかのりゆき (東京システムハウス, OSSコンソーシアム オープンCOBOLソリューション部会)
(付録) OSSコンソーシアムの紹介
  鵜川 徹:うがわとおる (デジタル・ヒュージ・テクロノジー, OSSコンソーシアム 副会長)
(司会) 溝口則行:みぞぐちのりゆき (OSSコンソーシアム)

講師

梶山隆輔

梶山隆輔

(日本オラクル)

井坂徳恭

井坂徳恭

(東京システムハウス)

鵜川徹

鵜川徹

(デジタル・ヒュージ・テクロノジー)

溝口則行

溝口則行

セッション情報

担当:
OSSコンソーシアム
レベル:
入門編
対象者:
データ活用とデジタル変革に取り組んでいる方,関心がある方
前提知識:
特に無し
カテゴリー:
データ活用 / デジタル変革 / データベース