セッション概要
PostgreSQLには、データベース内の変更を外部に取り出せる「論理デコード」機能が備わっています。
本講演では、この論理デコードの基本構造と動作の流れ、利用を開始するための設定手順、そして代表的な出力プラグイン(pgoutput・test_decodingなど)の役割をわかりやすく解説します。
外部システムとの連携に進む前に、まずはPostgreSQL単体で「どのようにデータ変更がWALから抽出され、任意の形式で取り出せるのか」を理解することを目的とします。
論理レプリケーションやCDC(Change Data Capture)の基盤となる重要な仕組みを、シンプルなSQL実例を交えて紹介します。
講師
馬 雪テイ
(株式会社SRA OSS エンジニア)
セッション情報
- 担当:
- 株式会社SRA OSS
- レベル:
- 入門編
- 対象者:
- PostgreSQLの運用やチューニングを担当しているエンジニア、CDC(Change Data Capture)や外部連携に興味がある開発者
- 前提知識:
- PostgreSQLの基本的な操作ができること、WALやレプリケーションに関する基礎的な理解があること
- カテゴリー:
- データベース / 運用管理