セッション概要

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が搭乗して一年あまり経過した。直接の健康被害だけではなく、社会不安や経済的なダメージも大きく情報的な混乱(Infodemic)も招いている。一方で、このような状況に対応するために最先端の科学技術が結集し、異例の速さで対抗措置がとられている。通常数年はかかるとみられていたワクチン開発は1年足らずで実用段階に入り、その有効性と安全性が示されている。SARS-CoV-2ゲノムの全シークエンスがいち早く公開され、それを元に検査や治療薬、ワクチン開発が進められたこと、そしてそのワクチンのシークエンスまでもが公開されていることは人類の集合知の象徴である。本セミナーではCOVID-19制圧に向けてオープンソースソフトウェア、オープンデータが果たしてきたこと、そして解決すべきことについて紹介する。

講師

小林 慎治

(代表)

セッション情報

担当:
医療オープンソースソフトウェア協議会
レベル:
入門編
対象者:
COVID-19と闘いたい人
前提知識:
オープンソースソフトウェア、オープンデータに理解のある方。
カテゴリー:
オープンデータ/公共・自治体/健康/医療
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