セッション概要

皆さんは富士山測候所をご存じでしょうか?

世界遺産となった富士山、その山頂にある測候所は、2004年に一旦有人観測の歴史の幕を閉じました。その後、独立峰の富士山頂だからこそ得られる良質なデータを求めて、国内のさまざまな研究者が集まり、認定NPO法人「富士山測候所を活用する会」を立ち上げて、無人になったこの測候所を借り受けました。

富士山頂では、少ない予算の中から何とかやりくりをしつつ、時にはオープンソースやオープンハードも活用して、産官学でさまざまな研究活動を展開しています。そんな活動の中でも、いい研究対象でもありますが、観測時の困った問題にもなるのが「カミナリ」です。

皆さんの中にもご自宅や会社などでやられてしまった方もいらっしゃるかもしれませんが、富士山では、私たちが普段生活している下界の想像をはるかに超えた「カミナリ」が待っていました。

今回はこの「カミナリ」の研究活動をはじめ、世界に誇る富士山測候所とNPOについてご紹介したいと思います。

難しいITの話からちょっとコーヒーブレイクして、ぜひ皆さんご参加いただければと思います。

講師

鴨川 仁

(静岡県立大学特任准教授 / NPO専務理事・事務局長)

セッション情報

担当:
認定NPO法人富士山測候所を活用する会
レベル:
入門編
対象者:
電気全般、雷、富士山、富士山測候所、に興味がある方
前提知識:
興味があればOK
カテゴリー:
公共・自治体/教育/ハードウェア
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