セッション概要

今年度は、ラズベリーパイ(Pi-4B)に、GPS、IMU(慣性計測装置)、LIDAR(測域センサ)を搭載し、空間の情報を計測する装置を開発しており、そのご紹介をします。これを用いて、空間地図を作成します。作成方法は、SLAM技術を用います。SLAM技術は、Lidarなどのセンサを搭載した移動体が走行を行いながら周囲の環境をセンシングすることで、二次元の環境地図の作成を行う方法について紹介します。

【追記】
聴講者からの質問
OrgとFwdの位置データが半分一致することでどういう利点がありそうなのか教えてください。

講師からの回答

OrgとFwdをきっちり、1m話した場合、最大は半分一致するのではないか、という知見を得ました。
今後、正しい位置を補正するときの基準として、24組、一致が確認できれば、ほぼ、正しい位置にいると考えていいのではないでしょうか。
ということが、いえるようになるとおもいます。これから、様々なケースで、この知見が正しいのかどうか実験を加えて、追いかけていくことになります。
そういうような24組の一致の位置づけ、ということになります。

講師

畑中 豊司

畑中 豊司

(代表取締役)

セッション情報

担当:
クアッドキューブ株式会社
レベル:
入門編
対象者:
ラズベリーパイ(PI-4B)を使った移動体の自己位置推定に興味がある人
前提知識:
特にありません。緯度経度・LIDAR・IMUをご存じであれば、よりよく理解いただけます。
カテゴリー:
Linux/ハードウェア/組み込み
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