セッション概要
予定通り9/14にJava 17がリリースされているでしょう。Java 17はJava 11以来のLTS(Long Term Support)バージョンです。3年前にリリースされた11から見ると17まで6バージョンあり、多くの魅力的な新機能追加や実践的な改善がJavaに施されました。
このセッションではJavaのオープンソース実装であるOpenJDKにおける新機能追加や改善について、最新バージョンである17と前のLTSである11以降に出た12から16も対象に解説します。例を挙げるとswitch式やテキストブロック、レコード、シールクラスなどの言語構文の拡張やZGC、Shenandoahという新しいガベージコレクタなど多数あります。ただ、時間の都合上微細な改善は取り上げられない見込みです。
Java 8で動作しているアプリケーションも今はまだ多いですが、それらの移行はこの17をターゲットとすることでしょう。このセッションで17までの変更内容をおおまかに掴むことができます!
講師
阪田 浩一
(株式会社NTTデータ)
セッション情報
- 担当:
- 株式会社NTTデータ
- レベル:
- 入門編
- 対象者:
- Java、OpenJDKの最新動向(新機能、改善内容)を把握したい方
- 前提知識:
- オブジェクト指向プログラミング言語を使ったことがある方
- カテゴリー:
- プログラミング言語