セッション概要
インターネットでは欠かすことのできないクライアントサーバーシステム。
例えば皆さんがインターネットでアクセスしているWEBページ。これを皆さんの端末に送っているのがWEBサーバーになります。もしそのWEBページがデータベースを利用していれば、WEBサーバーはデータベースにとってのクライアントであり、データベースがサーバーになります。
このようなクライアントサーバーシステムを自分でも作ってみようということで、イベント駆動型サーバーにするべく「libev」を使用し、さらに現在では欠かすことのできない暗号化処理を担う「OpenSSL」を組み合わせて、汎用的なサーバー側のプログラムをCで書いてみました。
最初は汎用的なクライアントとサーバーとのやり取りをできるようにしてから、例えばApacheやnginxなどと同じようなhttpdサーバーを作ってみたり、さらには提供するのがWEBページではなく、独自のサービスだった場合にはどうしたらいいのか?
自分でクライアントとサーバーとの間のデータプロトコル(やりとりの手順)を決めて、いざサーバー部分のコーディングをするうえでの「検討」から「構築」(コーディング)、さらに、動作や性能の「検証」まで、Githubのコードには書ききれないようなことも含めて紹介できればと思います。
講師
T.Kabu
(代表)
セッション情報
- 担当:
- Future Versatile Group/MyDNS.JP
- 対象者:
- クライアントサーバーシステムの開発や、PostgreSQLに興味がある方
- 前提知識:
- C言語が読める人、Linuxでのサーバー開発に興味がある方
- カテゴリー:
- Linux/データベース/ネットワーク/プログラミング言語